【めかぶの栄養素がすごい】産地や効果的な食べるタイミングとは?もずくとの比較もご紹介

カロリーの低さに惹かれて「めかぶ」を食べている人は多いのではないでしょうか。しかし、めかぶの魅力はそれだけにとどまりません。めかぶは低カロリーなうえに、体にうれしい栄養素がたっぷり詰まっているのです。 今回は、めかぶの栄養素ついてご紹介します。また、スーパーでいつも近くに陳列されているもずくとの比較もしているので、参考にしてみてください。そして、めかぶの良さを活かすには食べるタイミングも重要です。適切なタイミングでめかぶを食べてイキイキとした毎日を目指しましょう。
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この記事の執筆者

メディフコイダン編集部

メディフコイダンドリンクの商品開発チームが執筆を担当。 海藻に含まれる天然由来成分「フコイダン」の健康パワーに魅了され、7年間もの医師との共同研究を経て、これまで難しかった「中分子フコイダン」の安定的な抽出に成功した。 研究過程で得られたフコイダンや海藻についての情報の他、広く健康に役立つ情報を発信中。

めかぶの栄養素について

めかぶの栄養素について こちらでは、めかぶに含まれる特徴的な栄養素についてお伝えします。

フコイダン

フコイダンは、めかぶやもずくなど褐藻類特有の“ネバネバ成分”であり、水溶性食物繊維の一種です。 生活習慣が乱れがちな人は、健康維持のために積極的に摂ることをおすすめします。 フコイダンは熱に強く、お酢と相性が良いのが特徴です。めかぶの味噌汁や天ぷら、酢の物にしておいしく摂取できます。

アルギン酸

アルギン酸も、めかぶやもずくなど褐藻類特有の“ネバネバ成分”であり、水溶性食物繊維の一種です。 濃い味の食事や脂っこい食事が好きな方、朝スッキリしたい方は積極的に摂ることをおすすめします。 アルギン酸は褐藻類の仲間であるコンブなどから抽出されて、健康食品として工業利用されているほか、増粘剤や乳化安定剤など食品添加物としても活用されている成分です。

フコキサンチン

フコキサンチンは、めかぶやもずくなど褐藻類にのみ含まれる鮮橙色の色素です。 健康で若々しい日々のために積極的に摂ることをおすすめします。 フコキサンチンは酸化に弱く、乾燥させると減ってしまうため、生めかぶが出回る春には、乾燥めかぶではなく生めかぶを選ぶとよいでしょう。

ミネラル

めかぶには、「カルシウム」や「マグネシウム」「ヨウ素(ヨード)」などのミネラルが豊富に含まれています。
  • カルシウム
    カルシウムは、骨や歯の主成分であり、丈夫な体づくりに欠かせない成分です。筋肉や神経・血液にも存在しており、穏やかで健康的な日々を支えています。
  • マグネシウム
    マグネシウムは、体内で起こっている600以上の化学反応に関与しており、生きるために必須の成分です。しかし、多くの日本人は不足しています。脂っこい食事や甘いもの・味の濃い食事など食生活が乱れがちな人におすすめの成分です。
  • ヨウ素(ヨード)
    ヨウ素は、甲状腺ホルモンの構成成分です。甲状腺ホルモンは、健全な成長に不可欠な役割を担っています。
これらのように、めかぶにはさまざまな栄養が含まれています。めかぶをはじめとする海藻類には多くの栄養素が含まれており、これらを効率的に摂取することが大切です。以下の記事では、海藻類に含まれる栄養全般とおすすめの摂取方法について紹介しているので、こちらもぜひご覧ください。

海藻類の栄養とおすすめの摂取方法についてはこちら

めかぶの主な産地

めかぶの主な産地 めかぶは「宮城県」「岩手県」だけで国内生産量の6割以上を占め、次いで「徳島県」で多く生産されています。 特に、宮城県と岩手県で生産される“三陸めかぶ”は質が高いことで有名です。三陸周辺の海は美しい山や川が近くにあり、窒素やリンなどが豊富に含まれているため、栄養豊富で立派なめかぶが育ちます。

めかぶに関するよくある質問

こちらでは、めかぶに関するよくある質問2つにお答えしていきます。

めかぶともずくはどちらがいいか?

スーパーに行くと、だいたい同じエリアに陳列されていることが多いめかぶともずくですが、どちらのほうが栄養価は高いのでしょうか。2つの栄養価を比較してみましょう。

めかぶ(生)/100g中 もずく(生)/100g中
カロリー(kcal) 14 7
カルシウム(mg) 77 22
マグネシウム(mg) 61 21
ビタミンK(㎍) 40 18
葉酸(㎍) 36 2
食物繊維(g) 3.4 2.0
参照:文部科学省「食品成分データベース

カロリーはもずくの方が低いですが、その他の成分ではめかぶの方が栄養価が高いようです。特に妊婦さんが積極的に摂りたい「葉酸」については、めかぶがもずくよりも18倍も多く含まれているため、葉酸の摂取を重要視したい人はめかぶを選んでみてはいかがでしょうか。 では、めかぶともずくの有用成分である「フコイダン」についても比較してみましょう。

めかぶ(乾燥)/100g中 もずく(乾燥)/100g中
フコイダン(g) 10 25
参照:フコイダンラボ「フコイダンとは何か?種類や成分と健康への影響について解説

フコイダンについてはもずくの方が多く、めかぶの2.5倍もの含有量があることが分かりました。最近は、フコイダンのパワーに注目が集まっており、フコイダンの摂取を重要視したい人はもずくを選ぶとよいでしょう。

めかぶともずくの違いについては、以下の記事でも紹介しています。詳しく知りたい方はこちらも参考にご覧くださいね。

めかぶともずくの違いについて詳しく知りたい方はこちら

めかぶはいつ食べるといいか?

めかぶは、食事の一番初めに食べましょう。野菜から食べ始める「ベジファースト」を実践している人もいるかもしれませんが、同じ効果が期待できます。 めかぶは、特にフコイダンやアルギン酸といったネバネバした食物繊維が豊富です。そのため、初めにネバネバ成分で胃腸をコーティングしてあげることで、そのあと入ってくる塩分や糖分・脂質などの吸収がゆるやかになります。 ぜひ、食べ過ぎが気になる人は、食前に1パックのめかぶを習慣にしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

めかぶは低カロリーでありながら、フコイダンやアルギン酸などの有用成分や健康維持に不可欠なミネラルが豊富に含まれています。おすすめの食べるタイミングは、食事の初めに食べることです。食前に胃腸をネバネバ成分でコーティングすることで、体に優しい食べ方になります。 もずくとの栄養素を比較すると、フコイダン以外はめかぶのほうが栄養価が高い傾向がみられました。また、葉酸が多く含まれているので妊婦さんにもおすすめの食材です。 ぜひ、食事の前にめかぶを食べて健康的な毎日を目指しましょう。

ご提案:集中的にフコイダンを摂取する方法

また、集中的にフコイダンを摂取されたい場合には、 1日あたりの摂取量の目安としてフコイダン1〜3gが望ましいと言われています。 モズクなどの食品から摂取するのはもちろんのこと、 専用のフコイダンドリンクやサプリメントに換算しても 多くの摂取量が必要となってしまい負担が少なくありません。 十分な健康パワーが期待できる中分子フコイダンを効率的に摂取できればその限りではなく、 独自製法によって中分子フコイダンを高配合したメディフコイダンドリンクの場合、 1日あたり1本~3本を目安として摂取してみることを推奨しております。 「いつも元気でいたい」「頑張りすぎている毎日にプラスしたい」という方に、中分子フコイダンという新習慣を提案します。

「フコイダンドリンクを試してみる前に、まずはフコイダンについてもう少し詳しく知っておきたい」という方は、以下の記事を参考にご覧ください。フコイダンの持つ成分や特徴をわかりやすくまとめています。

>>フコイダンとは!?健康パワーと効果的に摂取する方法を解説!